2018年11月28日水曜日

イタリア旅行準備:予約編

今年のGWは家庭の事情にてどこにも行けなかったので、年末の旅行を予約しました。

ここではその準備として、予約が必要だったチケットやイベントの予約方法を予約時期の早い順に記したいと思います。


航空チケット(ANA特典航空券)(予約開始:355日前~)

まず、旅行時に最優先にするのは飛行機のチケットです。
現地に辿り着かなかったらただの妄想に終わりますからね(笑)

今回は頑張って貯めたANAのマイルにて特典航空券を予約しました。
予約方法については下記に纏めたので、下記をご参照下さい。

ホテル予約(予約開始:365日前~)

次に予約すべきはホテルです。外国で泊まる所がなかったら悲惨ですものね。
旅慣れた人なんかは気ままに宿泊地とかを決めながら旅をするのかもしれません。憧れますね(*^_^*)

でも、私の場合は真逆です。英語が殆ど話せないので、日本で下調べできることは全て下調べして旅行します。ですので、ホテル予約も最重要事項のひとつです。

今回はJALがキャンペーンをやっていたので、Kaligoというサイトで予約しました。
こちらの予約サイトではホテルを予約すると、その料金によってマイルが貯まります。対象はJALだけではありません。なんと、50社を超える航空会社のマイルが貯まるのです!

いろんな航空会社のマイルを選べるのは便利なのですが、実は同じ条件でも貯まるマイルが全然違います。
例えば下記ホテルで同じ日、同じ人数、同じ部屋なのにJALだと1泊563マイル貯まるのに対して。。。

ANAだとたった90マイルです!
航空会社にって1マイルの価値は微妙に違いますが、ANAとJALでそれほど差があるわけではないので、この場合、断然JALのマイルを選択するべきですね。



実はこの時のキャンペーン、ものすごーくお得で、通常は報酬マイルしかもらえないのですが、ボーナスマイルが同じだけもらえたのです。
今回5泊分予約して6200マイル、1泊だと1,240マイルです。すごいですよね?

ただ、注意点として、マイルがもらえる分、他のサイトより高めに設定されている場合が多いので、その辺りは同じ条件でよく比較しながら選んで下さい。

今もキャンペーンをやっているようです。3月まで旅行予定があるかたは一度検討されてはどうでしょうか?

列車予約(予約開始:6か月前~)

今回のイタリア旅行では複数都市の観光としたので、都市間の移動はイタリアの国鉄トレニタリアの特急列車Frecciarossa(フレッチャロッサ)を予約しました。



予約に関しては「イタリア旅行お勧め情報」の下記記事を参考にさせていただきました。
Trenitalia(トレニタリア)をオンライン予約する方法!2018年最新版

予約方法を本当に丁寧に解説されているので、この通り予約すれば英語対応ページでも問題なく予約できると思います。

最初はトレニタリアの日本語対応ページで予約するつもりでしたが、上記記事にて
日本語対応ページで予約すると8ユーロ多くかかる事がわかったので、その分もお得となりました(^_^)

旅行の日程が決まれば、早めに予約する事をお勧めします。
それは、早い予約であれば、お得な料金が選択できるからです。
狙いはSuperEconomyです。普通に購入するのと約25ユーロも差があるのがわかると思います。
もちろん、キャンセル不可等の制約はありますが、予定が決まっている方はお得だと思います。
※ちなみに60歳以上と30歳以下の料金はビジターは購入できないようです。



今回予約するにあたって、ちょっとだけ注意点がありましたので記します。

注意点1:駅名を間違えない

フィレンツェの駅名はサンタ・マリア・ノッベラ駅なので、最初にSantaと打ってしまいましたが、Santa Maria XX駅は存在してもSanta Maria Novella駅は存在しませんでした。

フィレンツェの場合は、Firenze S. M. Novellaを選択して下さい。予約とは全然関係ありませんが、イタリアはサンタとマリアが多すぎて、いろいろ混乱します(笑)
同様にミラノ駅もMilanoだけだと複数でてきますので、Milano Centralを選択して下さい。

注意点2:座席指定を間違えない


私は端の席が良かったので、全て左端の席を予約したつもりだったのでした。しかし、結果、全て端の席が予約できたわけではありませんでした。
一つの車両でクラスが分かれていて、私が左端だと思った席はちょうど車両の真ん中の席だったのです(^^;;;
飛行機で言うと、ファーストクラスとビジネスクラスの境目とかそんな感じですね。
日本の列車の感覚で、一つの車両は必ず一つのクラスだけだと思い込んでいたのが失敗でした。今見ると、普通は気づくよな、という気がします。

注意点3:スケジュールには余裕を持つ

イタリアの鉄道は遅れる事で有名らしいのですが、ネットでFrecciarossa(フレッチャロッサ)はそれほど遅れないとあったので、全く心配していませんでした。ですが、先日ネットでイタリアに頻繁に行かれている方とお話しすることができ、ロッサでも80分遅れたことがあったとお聞きしました。
ですので、鉄道移動の日に飛行機に乗る必要がある方は十分余裕を持つか、別の日に設定されるのが良いと思います。

おまけ

Frecciarossa(フレッチャロッサ)には ETR500型 と ETR400型 の2種類あり、最新型はETR400型の方になるそうです。ETR400型は予約ページでは“フレッチェロッサ1000”と記述されています。機材にこだわる方は是非ETR400型をご選択下さい。

美術館予約

ミラノ:最後の晩餐(予約開始:3か月前~)

レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」はミラノのサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会にあります。
当初の旅行の予定はフィレンツェ・ローマのみでミラノは予定に入れていなかったのですが、ダ・ヴィンチ好きの私としては代表作の「最後の晩餐」を見ておかないと生涯悔いが残ると思い、予約することにしました。

最後の晩餐は3か月前から予約可能である事は知っていたのですが、ミラノを日帰りにするか、一泊にするかで悩んでいる期間があり、結果、2か月前の予約となってしまいました。

最後の晩餐のチケット予約の公式ページは下記になります。
https://cenacolovinciano.vivaticket.it/

こちらがオンラインチケット予約可能日です。緑色の背景が予約可能、灰色の背景が売り切れで、私が予定している年末は既に2か月前でも売り切れでした(涙)

もし、ご自分の行きたい日が予約可能であれば、この先はこちらの方のサイトが参考になると思います。

今回は悩んだ結果、ミラノをわざわざ1泊にしてホテルも取ったのに、メインである最後の晩餐が見れなかったら悲しすぎます。途方に暮れたところ、チケット手配サイトであれば手に入るという情報をネットで見つけました。
人気の日程はこういう会社が買い占めているということでしょうか?(-_-#)

私もアーモイタリアというサイトで申し込んだ所、あっさりチケットが予約できました。
ただし、公式HPなら12ユーロ(≒1,584円)の所、手数料など発生しますから3,700円の費用となりました。

今回私はアーモイタリアというサイトを利用しましたが、公式ページで予約できなくてもチケットの取得方法は幾つかあるようなので、ご利用人数などで選択した方が良さそうです。
参考にさせていただいたサイトがこちらです。

備忘録として、予約したチケットの使用方法を記します。
  • チケット引き換えには予約番号(Transaction code 上記のTLITEを含む数字)が必要。
  • 窓口に当日の20分前までに行き予約番号とチケットを交換する。
    20分前まで交換できなかった場合は予約はキャンセルされる。
下記のボルゲーゼ美術館もそうですが、イタリアでは予約時間の前に美術館に行く必要がある所が多く、その分観光の時間が削られてしまいそうです。

 ローマ:ヴァチカン(予約開始:2か月前~)

ヴァチカンのサンピエトロ大聖堂は過去2回行ったことがありますが、どちらもツアーのため、個人で行くのは初めてです。予約が必要な事も今回初めて知りました。

チケットの購入方法ですが、まず、ヴァチカンチケット購入HPにアクセスし、「ADMINISSION TICKETS」を選択します。


次にSELECT TYPE TOURの「VATICAN MUSEUMS AND SISTINE CHAPEL」を選択します。


次にSELECT PERIOD AND PARTICIPANTSより、行きたい月と人数を選択します。


次に、日付を選択します。

次に時間を選択します。

次にチケットの種類を選択します。オーディオも必要な方は+Audioguide 24€を選択して下さい。私はオーディオは必要なかったので、Full price ticket 17€を選択しました。


支払いのページに遷移しますので、必要な情報を入力します。見てお分かりの通り、クレジットはMasterかVISAしか使えません。

登録したメールアドレスに下記のようなバウチャーが送られますので、それで予約完了です。


 ローマ:ボルゲーゼ美術館(予約開始:1か月前~)

今回、この予約が一番難易度高いと思いましたが、実際にやはり高かったです。
というのも、ROMAパスを持っている場合、ネットでは予約できないので、イタリアまで電話しなければいけないからです。予約に関しては、下記サイトを参考にさせていただきました。

実際に電話を掛けた結果、上記サイトと少し情報が変わっておりましたので、下記に記したいと思います。
まず、電話ですが、日本からイタリアへ国際電話の料金比較を見ると、それなりに料金がかかりそうなので、私はSkype(2円/1分)を利用しました。クレジットカードで600円チャージです。余ったら、現地でも使えるかなと思っての金額です。
電話番号はこちらになります。
電話番号(イタリア):+390632810 

今回自宅のネット環境があまり良くないためか、Skypeの接続が悪く、途中で何回も切れたので、非常に苦労しました。最終的にはパソコンからは諦めて、携帯から掛けて繋がりました。

ネットではよく、個人を選択→英語を選択で「1」→「2」を選択するという情報が多く見かけたのですが、現在は最初にイタリア語か英語か聞かれるので、「2」を最初に選択する必要がありました。
次に、7つぐらい選択肢があったのですが、全く聞き取れず(汗)、ヤマカンで「1」を選択しました。以下が選択時の自動音声です。「1」を選択後、しばらく案内の放送後に音楽が流れてオペレータにつながりました。

※選択肢の所は「Press 1 for individual reservations up to 10 tickets」と言っていると教えて頂いたので、「1」で正解でした(笑)
なので、最新は「2」→「1」と押すのが正解ですね♪


つながったので、こちらから一方的に、下記英文を準備して伝えましたが、Skypeのせいで途中途切れてしまいました。
I’d like to make a reservation for December twenty eighth, at 9 O’clock, for one people.
その後、Decmber!twenty eighth!とOneを何回か連呼したので(笑)残り聞かれたのは以下でした。
  • どのミュージアムか? → (私)ボルゲーゼ ミュージアム
  • ローマパスは持っているか? → (私)イエス
  • 時間は? → (私)ナイン オクロック
  • ファミリーネームは? → (私)自分の苗字
上記サイトのように、携帯番号は聞かれませんでした。人数も最初にOneを連呼していたせいか、聞かれませんでした。

オペレータさんは予約番号を教えてくれて、最後に何か言っていたのですが、You have to~以外は聞き取れず(汗)多分、45分前に来てねという事だと思ってOKして終わりました。

正直言って、これでちゃんと予約できたかどうかわかりませんので、後日大丈夫だったかまた報告します。

↓ご覧のように沢山掛けてやっと最後につながりました。予約に必要だったのは5分ぐらいでSkypeだと15円ですね。多分、英語が堪能な方だったらもっと少ない時間で済むと思います。予約時の参考にして下さい。


   (予約外)フィレンツェ:ウフィツィ美術館・アカデミア美術館・大聖堂(クーポラ)

今回、私はフィレンチェカードを購入したので、ウフィツィ美術館・アカデミア美術館は優先入場ができます。なので、特に予約は必要ありませんでした。
大聖堂(クーポラ)の場合は料金はフィレンツェカードに含まれていますが、優先入場はできません。予約及び共通チケットを現地で取得する必要があります。

大聖堂(クーポラ)単体で予約を取る場合は、下記サイトより予約ができます。
ハイシーズンは予約が取れない事も多いそうなので、どうしても見たい方は単体予約をお勧めします。

ミラノ:スカラ座予約(予約開始:2か月前~)

最初はミラノは日帰りの予定だったので、スカラ座でのオペラ鑑賞は考えていなかったのですが、最近海外でオペラを聴く楽しみを覚えてしまった私は、やはりオペラの王道スカラ座でもオペラを聴いてみたいと思う気持ちが抑えられなくなりました。そして、悩みに悩んだ結果、予定を前倒しして、ミラノに一泊し、スカラ座でオペラ鑑賞することにしました。

予約開始は2か月前~と書きましたが、スカラ座のチケットはこちらのチケット購入開始スケジュールに沿って購入開始となるようです。

スカラ座の予約はスカラ座公式HPで日程を選択します。


カレンダーは上の月間カレンダーと、下の週間カレンダーとどちらを選択してもOKです。


次にスカラ座の座席表をクリックします。

次に席を指定します。
スカラ座のとても良いところは、席を選択すると、その席から舞台がどのぐらい見れるか確認できる所ですね。
サンクトペテルブルグのマリインスキー劇場でやってしまったような失敗はしなくて済みそうです(^^)


席を選択すると、次に会員登録画面に進みます。

 会員登録に関しては、入力に戸惑ったところを朱書きしています。
まず、敬称ですが、イタリアの敬称になっていました。
Mr.はSig、Mrs.はSig.ra、MissはSig.naを選択して下さい。

また、House.noが必須入力だったので、私は番地で対応しました。


イタリアはAMEXが使えない所が多い印象なのですが、スカラ座は使えました。

予約完了すると、下記のようなチケットが送られてきますので、印刷して当日持参します。


フィレンチェカード購入

フィレンツェカードは、72時間有効のカードで、フィレンツェの美術館、博物館など76箇所(2018.11.27現在)も無料で入場できる観光カードです。また、ウフィツィ美術館・アカデミア美術館が待ち時間なしで入場できます。
フィレンツェカード+は公共機関の電車・バス・トラムが72時間無料で乗れる交通カードです。
お値段が2つ合わせて92€と結構お高めなので、美術館を沢山周りたいと思っていない方にはあまりお得ではないと思います。
私の場合はもちろん沢山周りたいと思っているのですが、今回の日程とフィレツェカードの相性が悪く、使用予定の72時間内にクリスマスと月曜日(美術館の休みが多い)が含まれる事より、元が取れるかわからないのですが、体力の限り美術館巡りをしようと思っています。


購入方法ですが、公式HPのBUYをクリックします。



現地のインフォメーションセンターでも買えるようですが、英語が不得意な私はもちろんオンラインで購入します。

フィレンツェカードとフィレンツェカード+を購入し、Buyをクリックします。



個人情報を入力します。もちろんCountryはJapanを選択します。




個人情報入力後、承諾書類にチェックして購入します。

次に進みます。ブラウザで戻るなって言われます。


 ここも次に進みます。また戻るなって言われます(笑)

支払い画面に遷移するので、クレジットカード情報を入力します。
やはりここでもAMEXは使えませんでした。





登録が全て完了すると、登録したメールにバウチャーが送られてくるので、印刷して持っていきます。バウチャーはこのまま使えるわけでなく、フィレンツェのインフォメーションでカードをPICKUPする必要があります。
実は、アプリだったらコードを入力してそのまま使えそうなのですが、1台のスマホしか対応しないようなので、今回は見送る事にしました。

ROMAパス購入

ローマパスはフィレンツェカード+と同じように公共機関は無料となりますが、無料となる美術館・は靴物館は最初の2つ※1だけになり、後は割引となります。
※1 72hの場合。48hは1つだけ無料。
また、ヴァチカンは対象に含まれていません。
そして、ボルゲーゼ美術館に関しては、なんと電話での予約が必要とのことで、私には非常にハードルが高いです。このご時世なんですから、ネット上の予約を可能にして欲しいです(涙)
ROMAパスの購入方法ですが、まず、公式HPにアクセスし、欲しい時間の数量を入力します。


次に受取り日と受取り場所を入力します。



受諾事項をいろいろチェックします。

受諾事項チェック後、クレジットカード設定画面に続きます。

クレジットカード入力画面はクレジット会社のHPに飛びます。

こちらもAMEXは使えないようです。


入力が完了すると、購入コードが表示されて終わりです。
指定日に指定場所でROMAパスをPICKUPする必要があります。

今回の旅は非常に予約するものが多くて大変でした。時間がある時で良かったです。

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