2018年12月11日火曜日

イタリア旅行準備:市内交通編

方向音痴の私は市内観光を効率よく周るため、交通手段をなるべく細かく調べて行きます。旅行準備で一番時間を掛けている所かもしれません。下記に乗り物の乗り方や目的地へのルートの調べ方を纏めました。

ミラノ市内交通局

チケットの種類やバス・トラムの乗り方はこちらの方のサイトにて勉強させていただきました。

大体の乗り方です。イタリアのバス・トラムは大体共通しているようです。
  • バスに乗るときは手を挙げる。
  • 大体は前から乗り、刻印する。
  • 降りるときはベルを鳴らして、後ろから降りる。
私はGoogle様で道順を調べて、PDFに出力して持っていきます。現地でネット検索しても良いのですが、回線速度が遅かったりすると調べるだけでもタイムロスになるからです。
ミラノのGoogle様は地下鉄のみの経路検索のようです。

例えば、サンタ・マリア・デッレ・グラッチェからドゥオーモに行こうと思った場合を検索した結果です。下の例ではそれほど徒歩の距離はありませんが、場合によっては徒歩の距離が多い検索結果もあります。

よく見ると教会の真ん前に16番のトラムの停車駅がありました。
そんな時はミラノ市内交通局(ATM)で16番のラインのルートを調べます。
16番が2つあるのは両方向の分です。始発駅で自分の行きたい方向を確認します。
ちょうどドゥオーモまで行きそうです。

トラムだとこんなルートです。こちらだと殆ど歩かなくて済みそうです。

停車駅をクリックすると時刻表が表示されます。時間も7~9分おきにあります。タイミングが良ければこちらの方が断然早そうです。

フィレンツェ市内交通局

フィレンツェの市内はトラムと地下鉄が無く、バスのみとなるようです。
フィレンツェ市内交通局のATAFルートマップがこちらです。

ミラノの場合は、同じ番線で両方向が通るルートは大体同じルートだったのですが、フィレンツェは一方通行が多いせいか、向かう方向で全然ルートが違います。
例としてC1のラインで確認したいと思います。

まず、Plan Your routeの所にC1を入力します。

Show route on Travel Plannerをクリックします。

両方向のルートがでますので、比較します。

DIAZ→PARTERREの方向ではDIAZの次のバス停がBENCIですが、PARTERRE→DIAZの方向ではGALLERIA DEGLI UFFIZIになっています。ルートも明らかに違います。



見たいバス停をクリックすると、時刻表が表示されます。

ローマ市内交通局

ローマ市内交通局のATACルートマップがこちらです。
いろいろあるようなので、お好みでダウンロードすると良いと思います。

お勧めはRome centreです。こちらのマップで大体の観光場所が賄えるのではないでしょうか?

トラムが好きなので、トラムのマップもダウンロードしてみましたが、抽象的な路線図のため、停車駅が頭に入っていないと使いづらいと感じました。

地下鉄Ottavianoからヴァチカンまでは約400mの距離ですが、トラムもあるようなのでそちらを調べてみました。旅行中は大体2万歩前後歩きますが、体力を消耗するので公共機関に乗れる場合はなるべく乗るようにしています。
トラムは19番のようです。

ATACのマップで見てみると、確かに19番のトラムと32番と590番のバスがRisorgimento広場まで行くようです。

赤文字の番線が祝日、青文字の番線が平日、黒文字の番線が平日・祝日両方のようです。
緑文字はトラムです。

19番のトラムの情報をATACのHPより取得しようと思います。

Previsioni di arrivo alla fermata e Trova Linea(停留所とFind Lineの到着予測)に19を入力してinviaをクリックします。

サンピエトロ大聖堂行きの方をクリックします。

出発停車駅の時刻表が表示されます。一時間に5本程度の本数のようですね。

19番のルートが茶色のラインです。ATACは出発がP,到着がAと表示してくれるので非常に見やすいです。
これが無いとどちらが出発でどちらが到着か土地勘が無いとわからないですよね?

OTTAVIANOの駅をクリックすると、更に詳しい情報が得られます。Previsioni di Arrivoをクリックすると、リアルタイムの到着情報が得られます。

リアルタイムの走行情報です。サンピエトロ大聖堂行きのトラムが来るまであと14停車駅、24分かかるようです。32番のバスであればあと5分なので、この場合はバスに乗った方が良さそうですね。

今回は年末の旅行のため、寒さで体力が消耗されないようになるべくバス停での待ち時間を短くしたいと思います。

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